●両替方法:
まず到着して必要になるのはお金(人民元)です。
人民元を持っていない場合、大連周水子国際空港の出国ゲート付近に両替所があります。
お迎えがいない場合はホテル等まで、タクシー?バスを使用するのに人民元が必要なので、空港で両替しましょう。
空港の両替所はレートが高いので、空港での両替は少額にしておき、後日ホテルまたは銀行で両替することをおすすめします。
◎日本国内両替
両替機関: 成田空港内の銀行又は両替ショップ、三井住友銀行など
書類等: 不要(銀行等の場合、本人確認書類の提示を求められる場合がある)
制限: 各機関により異なる(10,000元~20,000元以内)
日本円→人民元: 窓口で必要日本円を提出 人民元→日本円: 窓口で人民元を提出
レート: 各機関により異なる。仲値から±15%程度のスプレッド
◎中国国内両替
両替機関: 空港内の銀行窓口 中国銀行などの外貨取扱銀行、ホテル(4つ星以上のホテルで引き受けてくれます。)
書類等: パスポート(ホテルの場合、チェックイン後であれば部屋番号を告げ るだけで可能な場合もあります)
制限: 税関の制限により1渡航当たり20,000元以内、日本円再両替は外貨兌換水単の金額の50%以内
日本円→人民元: 外貨兌換水単(exchenge memo)にパスポート番号等必要事項を記入し窓口に両替する日本円を添えて提出
人民元→日本円: 人民元に両替した際の外貨兌換水単の控え(両替証明書)を添えて、両替する人民元とともに提出
レート: 各機関均一。仲値から±2.5%程度のスプレッドレートは1元=13.0円くらいです。1万円=約680元。
日によって変動します。
◎銀行で両替
中国では銀行とホテルのレートは同じです。銀行で両替する場合、パスポートが必要になります。
(中国語が分からなくても、日本円とパスポートを出せば、両替したいと分かってくれると思います。)
用紙を渡されるので、サインをして人民元を受け取ります。
注意:
他にも大きな銀行前や空港には無許可の両替商もいるが、彼らはよいレートだと話を持ちかけてくるが、
偽札かどうかの判断が難しいので避けたほうがよいです。
●中国銀行
◎中国銀行について
中国の国有銀行系:「中国銀行」 : 一番大きな銀行です。
「中国工商銀行」
「中国建設銀行」
「中国農業銀行」
中国の民間銀行系: 「中信銀行」、「招商銀行」、「光大銀行」
中国の銀行は窓口が少ないので、混雑時は結構待たされます。割り込みされないように注意。
口座を持っていれば、ATMが使えるので便利です。
◎銀行口座を作る
口座開設概要: 中国国内で口座を作る方法は簡単です。
中国銀行では日本人の場合はパスポートを持参するだけで、口座の開設をすることができる。
ただし、日本と異なりキャッシュカードの発行に手数料も必要です。
また暗証番号も4桁ではなく6桁になっています。
◎座種類:
中国語名称 |
預金種類 |
預入通貨 |
普通活期 |
普通預金 |
人民元 |
活期一本通 |
普通預金兼
外貨預金 |
人民元、日本円、米ドル、香港ドル、英ポンド、ユーロ等 |
定期存単 |
定期預金 |
人民元 |
定期一本通 |
定期預金
(人民元?外貨) |
人民元、日本円、米ドル、香港ドル、英ポンド、ユーロ等 |
中国で口座を開設すると写真のキャッシュカードのように「中国銀聯」というマークがついています。
「中国銀聯」:
中国では多くのスーパーやショッピングセンター、ホテルやレジャー施設、レストランでは、
キャッシュカードで代金を支払うサービス利用できます。 (若干の手数料を必要とします。)
また、日本など海外の金融機関とも提携しており、提携先金融機関のATMでも使用可能(日本では郵便局ATMでも利用可能です。)
◎口座開設手順:
①口座開設申込用紙の記入:
住所、電話番号は日本のものでかまわないが、できる限り中国国内の連絡先を記入したほうが良い
②パスポトと現金(人民元、日本円どちらでもOK):
現金は1元以上の人民元、又は100元(定期の場合は500元)相当の外貨を添えて窓口へ提出
*預入最低金額は国籍により異なる。中国国籍であれば20元(定期の場合は50元)相当の外貨
③通帳用の暗証番号(6桁)を設定:
専用端末により自分で入力設定する。数回の入力が求められます。
④カード用の暗証番号(6桁)を設定:
これは銀行員から渡される紙に印字されている番号を入力します。 カードの暗証番号はあとでATMで変更可能です。
⑤ATMで出金:
ATMは入金不可の場合が多い。入金は窓口が中心。
また、口座を開設した場所により、他の省市で利用できない場合が あります(銀聯カードであれば決済使用として可能です)。
※身分証明書区分
対象 |
身分証明書 |
外国人、外国籍中国人、華僑 |
パスポート |
香港、マカオ、台湾籍 |
香港?マカオ居民内地往来
通行証、
台湾居民大陸往来通行証
又は有効旅行証 |
中国国民 |
居民身分証、戸籍簿、軍人証、
武警身分証明 |
◎インターナショナルキャッシュカード
中国の銀行ATM:
大半は24時間営業で、インターナショナルキャッシュカードを持っていると、人民元で日本と同じように引き出しできます。
インターナショナルキャッシュカードの種類:
①MASTERの展開するCirrus(シーラス)
②VISAの展開するPlus(プラス)
インターナショナルキャッシュカードの発行手数料: 無料、有料、年会費など銀行によって異なります。
「新生銀行」のキャッシュカード:発行の手数料やATM利用が無料です。
新生銀行では口座開設と同時にインターナショナルキャッシュカード として使えるキャッシュカードを無料で用意してくれます。
カードの裏に「PLUS」の文字がついていれば、VISAのマークがついているATMでおろせます。
◎中国国内における海外送金:
中国から日本の銀行へ振込みをする場合には一回における振込みの最高金額が決まっている。
中国銀行での振込みの場合は一回につき2000ドルまでとなっており、それを超える場合には複数回に
分けて振込みをしなければならない。
また、振込みの際には、振込み依頼書に必要事項を記入しなければならない
他、日本人の場合はパスポートを、中国人の場合は身分証明書を添えて依頼しなければならない。
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